FX業者のサービスを比較して表にまとめました。スプレッドや対応取引環境を調べるときに参考にしてください。
FX会社と各サービスを調査して、その結果を比較表にまとめています。できるだけ最新の正しい情報を掲載するように心がけていますが、正確な情報は各社の公式サイトをご確認ください。※FX会社のサービス内容って実は頻繁に変わるんですよ(汗) ※2020/2/22更新
どのFX会社を使って取引するか決める場合、確認しておきたいポイントがいくつかあります。
基本的なサービスはどのFX会社も似ていますが、特に注目したいのが取引通貨単位や取り扱い通貨ペア数です。少ない通貨単位で取引できるFX会社は少額からFXを始められるので初心者向けと言えます。通貨ペア数が多いFX会社ではトルコリラなどのスワップポイントが高い通貨を取り扱っていることが多いのでスワップ金利で稼ぎたい方にオススメです。
注目する点としては、最低取引通貨単位だと思います。これからFXを始めるという方は1,000通貨に対応している業者で少額で取引してみるのが良いでしょう。それと意外にオススメなのは外貨両替です。海外に行くことが多い人、特に米ドルの両替が多い人は外貨両替対応のFX業者を使いましょう。銀行で両替するよりも手数料も安くレートも有利なことが多いので圧倒的にお得です。サイバーエージェントFXなら1,000通貨単位の取引に対応しており、かつ外貨両替にも対応しています。
初心者におすすめの業者⇒ 外為ジャパン GMOクリック証券FX
一回の為替取引にかかるコストを確認しておきましょう。現在ではほとんどのFX会社(※くりっく365を除く)の取引手数料は無料になっています。それでは何を比べるかというとスプレッドです。どのFX会社も格安コストですが、取引回数が増えるとこれがバカになりません。特にレバレッジを最大にして大きい金額の取引をする場合や、デイトレやスキャルピングなど何度も取引する場合は、このスプレッドが利益に影響します。取引コストを安く抑えて利益を確保したい方は各サービスのスプレッドの比較表を参考にしてください。ただし、ここで掲載しているスプレッドはあくまで通常時のスプレッドです。指標発表時間や為替相場に大きな動きがあった場合はスプレッドは大きく拡がります。つまり相場が混雑しているときは掲載しているスプレッドよりも増えるということですから、その点はご注意ください。
FX会社 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | AUD/JPY | NZD/JPY | ZAR/JPY | CHF/JPY | EUR/USD | GBP/USD | 口座開設 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 1.3銭 | 1.8銭 | 0.4pips | 1.0pips | ||
0.3銭 | 0.8銭 | 1.3銭 | 0.9銭 | 1.4銭 | 1.4銭 | 1.8銭 | 0.5pips | 1.3pips | ||
0.3銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.6銭 | 1.7銭 | 1.8銭 | 2.0銭 | 0.3pips | 1.4pips | ||
0.3銭 | 0.6銭 | 1.1銭 | 0.7銭 | 1.5銭 | 1.4銭 | 1.8銭 | 0.5pips | 1.2pips | ||
0.3銭(原則固定) | 0.5銭(原則固定) | 1.0銭(原則固定) | 0.6銭(原則固定) | 1.3銭(原則固定) | 16.4銭(原則固定) | 3.8銭(原則固定) | 0.3pips(原則固定) | 2.6pips(原則固定) | ||
1.0銭 | 2.0銭 | 3.0銭 | 3.0銭 | 6.0銭 | 15.0銭 | 5.0銭 | 1.0pips | 3.0pips | ||
0.3銭原則固定(例外あり) | 0.5銭原則固定(例外あり) | 1.0銭原則固定(例外あり) | 0.7銭原則固定(例外あり) | 1.4銭原則固定(例外あり) | 1.4銭原則固定(例外あり) | 1.8銭原則固定(例外あり) | 0.3pips原則固定(例外あり) | 0.9pips原則固定(例外あり) | ||
0.3銭 | 0.6銭 | 1.1銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 1.2銭 | 0.5pips | 1.9pips | |||
0.3銭(原則固定) | 0.4銭(原則固定) | 0.9銭(原則固定) | 0.6銭(原則固定) | 1.0銭(原則固定) | - | 5.0銭(原則固定) | 0.3pips(原則固定) | 0.8pips(原則固定) | ||
0.2銭(1万通貨未満の場合) | 0.4銭(1万通貨未満の場合) | 0.9銭(1万通貨未満の場合) | 0.5銭(1万通貨未満の場合) | 2.0銭(1万通貨未満の場合) | 2.0銭(1万通貨未満の場合) | 2.0銭(1万通貨未満の場合) | 0.003セント | 0.02セント | ||
0.7銭~1銭 | 1.4銭~2.0銭 | 2銭~5銭 | 1.5銭~4銭 | 2銭~6.5銭 | 15銭 | 3銭~10銭 | 0.7pips~1.5pips | 1.4pips~3.5pips | ||
1.0銭 | 3.0銭 | 6.0銭 | 4.0銭 | 7.0銭 | 4.0銭 | 6.0銭 | 2.0pips | 3.0pips | ||
0.6銭 | 1.5銭 | 3.0銭 | 1.9銭 | 3.5銭 | 4.0銭 | 2.0銭 | 0.8pips | 1.0~2.0pips | ||
0.9銭 | 1.9銭 | 3.4銭 | 3.2銭 | 3.6銭 | 14.9銭 | 2.9~3.0銭 | 1.4pips | 2.4pips | ||
0.8銭 | 1.4銭 | 2.2銭 | 1.8銭 | 2.3銭 | 2.0銭 | 2.8銭 | 0.9pips | 2.5pips | ||
0.3銭(原則固定) | 0.5銭(原則固定) | 1.0銭(原則固定) | 0.7銭(原則固定) | 1.0銭(原則固定) | 1.0銭(原則固定) | 3.0~6.0銭 | 0.4pips(原則固定) | 1.0pips(原則固定) | ||
0.4銭 | 0.7銭 | 1.4銭 | 1.4銭 | 3銭 | 1.3~2.3銭 | 変動制 | 0.5pips | 1.1pips | ||
0.3銭(原則固定例外あり) | 0.4銭(原則固定例外あり) | 0.9銭(原則固定例外あり) | 0.6銭(原則固定例外あり) | 1.0銭(原則固定例外あり) | 1.8銭(原則固定例外あり) | 1.7銭(原則固定例外あり) | 0.3pips(原則固定例外あり) | 0.8pips(原則固定例外あり) | ||
FX会社 | USD/JPY | EUR/JPY | GBP/JPY | AUD/JPY | NZD/JPY | ZAR/JPY | CHF/JPY | EUR/USD | GBP/USD | 口座開設 |
上記のスプレッドはあくまで基準値であり、各社のスプレッドの値を保障するものではありません。ここでの数値はあくまでスプレッドの狭さの判断の参考に留めて置いてください!また、FXではスプレッドがたとえ固定値であったとしても変動するのが基本です。なお、スプレッドの値は最新の値を掲載するように心がけていますが正確なスプレッドは各社の公式ページでご確認ください。
スプレッド重視でおすすめの業者⇒ 外為ジャパン ヒロセ通商 GMOクリック証券FX
FXを始める前に、まず大切な資金をFX会社に預ける訳ですから企業としての体力(資金力)や、投資家から預かった資金の管理方法などが気になるところです。また、運営形態が不透明なFX会社もあるようですので注意しましょう。※基本的に掲載しているFX会社は、全て信用に値するしっかりとした運営体制を持っているFX会社のみですのでご安心ください。
取引する前にFX口座にお金を預ける必要がありますので、FX会社の信用度は気になるところですね。FX業者の信用度で確認しておきたいのは信託保全がしっかりしているかどうか?。それと自己資本規制比率が300%以上かどうかという点だと思います。ここで比較しているFX業者は軒並み信託保全もちゃんと管理しているようですし、自己資本規制比率も概ね良好な数値かと思われます。FX会社の信用度をシェアで考えると外為どっとコムはFX業界で口座数と預かり資産で8年連続業界1位です。また会社の営業暦で考えると、インヴァスト証券が昭和35年から営業しており、長い業績があるので信用度が高いと言えるでしょう。またインヴァスト証券については自己資本規制比率が1307.0%(平成23年9月末)と良好な数値なので安心できるFX会社と言えます。
信用度の高い業者⇒ インヴァスト証券(シストレ24) 外為どっとコム 外為ジャパン
IFD、OCO、IFOはほとんどのFX業者で対応していますが、指値を相場に応じて変更していくトレール注文は利益が確保しやすくオススメの機能ですが、対応していないFX業者もあります。マージンコールはロスカットと似ていて、損失が一定基準を超えると証拠金の追加、もしくはポジションの解消を促す通知が来ます。ロスカットがあるのでマージンコールは不要だという考えなのか、マージンコール非対応のFX業者も多くあります。
概ね基本的な指値機能はほとんどのFX業者で対応していますが、トレール注文機能と両建て注文機能の有無が分かれていますね。トレール注文は現在の価格から相対的な値幅で指値ができる便利な機能なので、是非使いこなして欲しい注文方法です。また、相場変動が激しく、かつ方向性が見えないときのリスクヘッジに役に立つ両建て注文ができるといざというときに便利です。
注文機能重視でおすすめの業者⇒ ヒロセ通商 GMOクリック証券FX 外為ジャパン
FXでは、PCかモバイル端末の取引ツールを介して取引をすることになります。各社とも快適に取引できるように使いやすい取引ツールを開発していますが、注目したい点としてはWEB型かアプリケーション型かというところだと思います。WEB型は取引環境に左右されずどこからでも気軽に取引できるのが利点ですが、機能に制限が多かったり自由度が低かったりするのがデメリットです。その点、アプリケーション型は高機能で自由度が高くて使いやすいのですが、インストールが必要なため、取引環境が対応している必要があります。どのFX会社の取引ツールが自分の環境に対応しているかどうか?を確認しておきましょう。
FX会社 | 取引ツール | Mac | iPhone | アンドロイド | システムトレード | 売買シグナル | 口座開設 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
WEB型 インストール型 |
○ | ○ | ○ | × | × | ||
WEB型 インストール型 |
○ | ○ | ○ | × | × | ||
WEB型 | ○ | ○ | ○ | トライオートFX | × | ||
WEB型 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ||
WEB型 | ○ | ○ | ○ | × | × | ||
WEB型 インストール型 |
× | ○ | ○ | iサイクル注文 | × | ||
WEB型 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ||
WEB型 インストール型 |
○ | ○ | ○ | 近日対応予定 | ○ | ||
WEB型 | ○ | ○ | ○ | × | × | ||
WEB型 インストール型 |
× | ○ | ○ | × | ○ | ||
WEB型 インストール型 |
○ | ○ | ○ | × | × | ||
WEB型 インストール型 |
× | ○ | ○ | エコトレ | ○ | ||
WEB型 | ○ | ○ | ○ | × | × | ||
WEB型 インストール型 |
○ | ○ | ○ | × | ○ | ||
WEB型 インストール型 |
× | ○ | ○ | シストレ24 | ○ | ||
WEB型 インストール型 |
○ | ○ | ○ | × | × | ||
インストール型 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ||
WEB型 | ○ | ○ | ○ | × | × | ||
FX会社 | 取引ツール | Mac | iPhone | アンドロイド | システムトレード | 売買シグナル | 口座開設 |
取引ツールはインストール型の方が高機能で好きなのでオススメしたいのですが、ある程度PCのスペックが必要になります。高機能な取引ツールとしてはGMOクリック証券FXのはっちゅう君が評判が良いようですし、個人的にも最も使いやすいと思います。あとはYJFX!とインヴァスト証券もオススメです。スマートフォンでの取引が多そうならヒロセ通商のLION FXのアプリが高速でした。
取引ツールがおすすめの業者⇒ ヒロセ通商 インヴァスト証券(シストレ24) GMOクリック証券FX
為替相場が大きく動いたときには、急な資金が必要になったりすることがあります。また、いくら儲けても自分の銀行口座に入金されない限り、そのお金は使うことができません。FX口座への入金は早くても出金対応は遅いFX会社も中にはあったりします。ここでは各FX会社の銀行の対応状況と入出金の方法を比較しています。
ジャパンネット銀行、楽天銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行はほとんどの業者でクイック入金に対応していますが、ゆうちょ銀行、SBI住信銀行、りそな銀行は大手ですが、クイック入金に非対応の業者もあります。ゆうちょ銀行、SBI住信銀行、りそな銀行をご利用の方はご注意ください。
クイック入金対応銀行が多い業者⇒ ヒロセ通商 GMOクリック証券FX
ほとんどのFX会社ではテクニカルチャートのツールを提供していますが、各社ともに特徴があります。取引に使う取引ツールで、全てのテクニカルチャートに対応している必要はありませんが、テクニカル解析に使用できるチャートの対応状況を確認しておきましょう。
チャートは使う人によって、どのチャートを重視するか様々ですので一概にどの業者が良いかは言えませんが、比較的メジャーなEMA、DMIが対応に差が出ています。EMAとDMIを使いたい場合は対応しているか確認してみてください。注目したいのがマネーパートナーズとインヴァスト証券のチャート機能です。一目均衡表やボリンジャーバンドのように複数の指標が組み合わさって表現されるチャートの場合、細かく設定でき、さらに1つのチャート画面に同じ指標でも複数表示できます。この機能は意外と役に立つと思いますが、なかなか対応しているチャートツールはありません。取引時には同時に複数のチャートを見ることも多々ありますが、チャートの分割表示が見やすくて便利なのはGMOクリック証券FXのプラチナチャートです。初心者でも簡単に使いこなせるのでテクニカル分析に向いています。
チャート機能がおすすめ業者⇒ インヴァスト証券(シストレ24) GMOクリック証券FX 外為ジャパン ヒロセ通商
基本的に主要通貨に対応していれば、普通の投資家は問題ないと思うのですが、高金利なマイナー通貨ペアやアジア発展途上国の通貨ペアで取引したい方は通貨ペアの対応状況も確認しておくと良いかもしれません。
主要通貨はほぼ全てのFX業者で対応していますが、掲載会社の中では唯一トルコリラに対応しているのがヒロセ通商です。値動きが激しいのでギャンブル性が高いのですが、金利差が大きいのでスワップポイントによる利益も見込めます。
マイナー通貨も取り扱うおすすめの業者⇒ ヒロセ通商